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FL Studioの初期設定を解説!おすすめ設定も

更新日:2024年6月19日






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基本設定(OPTIONS)

まず、FL Studioの設定は、画面左上の「OPTIONS」から行います。MIDI Settingsから見ていきましょう。


MIDI設定(MIDI)


 ここでは、MIDIキーボードなどのMIDI機器の設定を行います。MIDIキーボードのつなぎ方は以下の記事をご確認ください。



MIDIキーボードをつなぐと、下のInputの欄にそれが出てきます。それをクリックして、左下のEnableがオンになっていれば問題ありません。出てこなければRefresh Device Listをクリックしてみてください。他の設定は初期のままで大丈夫です。


オーディオ設定(Audio)


 次に、オーディオの設定です。MIDIの右のタブをクリックすると、音に関する設定ができます。ここの設定で重要なのは、Device、Buffer Length、Resampling Quality、Preview Mixer Trackの4つです。

 まず、Device(オーディオドライバーのことです)は、FL Studio ASIOがベストです。右のサンプルレートは音質です。もし、あなたが超ハイスペックなPCをお持ちなら、いくらでも高いサンプルレートにしていただいて構いませんが、CDの音質が44.1kHzなので、通常は44.1kHzで問題ありません。

 次に、Buffer Lengthです。この欄をクリックすると256から2048まで数値が並んでいます。これは、数値が低いほどPCの負荷が重くなるが、音ズレが小さく、数値が高いほどPCの負荷が軽くなるが、音ズレが大きくなる、ということを意味しています。制作中、PCが重くなったらこの数値を高くしたり、音ズレが酷かったら低くしたりと、手動で状況に合わせて変えるのがいいでしょう。下のInput/OutputはDefaultのままで大丈夫です。

 3つ目に、Resampling Qualityです。Image-Line社の推奨は24-point linearですが、基本的に、これは最小の2-point linearで良いです。

 最後に、Preview Mixer Trackです。これは、サンプルのプレビューや、メトロノームなどを再生するためのミキサーのトラック番号です。これは最初は指定されていないので直接マスタートラックから再生されます。もし自分の曲とメトロノームの音量とに大きな差があったとき、トラック番号を指定していないと調節ができないので、私はこれを1に設定しています。写真は、私のおすすめ設定です。


一般設定(General)


 ここでは、システムに関係した設定を行います。

 GUIはグラフィックの設定です。個々の設定はほぼもしPCが重いなとと感じたら、Transparent WindowsをOff、AnimationsをDon't distract me、Smoothingを最小 UltrasmoothをOff Transparent MenusをOffにしてみると少し軽くなります。FLをさらに軽くする方法は、以下の記事にすべて書いています。



 GUI inputは、基本的にはそのままで大丈夫ですが、電子ペンやタッチで操作したい場合、Optimize forをPencilsもしくはMulti touch monitorに変更します。

Undo Historyは、何回まで取り消し(1つ戻る)ができるかを設定します。最大999回戻ることができます。私の経験上、1回でも999回でもそこまでPCの負荷は変わらなかったので、何回でもいいと思います。Undo Knob tweaksは、その取り消しの履歴に、ボリューム調節やパン調節などの、ノブでの動作を含むかどうかを決めます。これはオンにしておいた方が良いです。

 右下にあるDefault Templateは、新しいプロジェクトを開いた際に、どのテンプレートを開くかを指定します。Startup Projectは、FLを起動したときに、どのテンプレートを開くかを指定します。ご自分のテンプレートの作り方は以下の記事をご参照ください。



これは私の設定です。ご参考までに。


ファイル設定(File)


 ここでは、ファイルに関連する設定を行います。

 Backupは、FLが自動でセーブ(オートセーブ)する頻度を設定します。

  • Neverはオートセーブなし

  • Rarelyは15分おき

  • Occationallyは10分おき

  • Regularlyは5分おき

  • Frequentlyは5分おき&危険度の高い操作(FLが落ちそうな操作)の前

になります。横のMaximumは、オートセーブ及び手動セーブされたファイルを何個まで保持しておくか、を指定します。最大は999です。少なくとも100くらいに設定するのをおすすめします。

 Manage Plugingsでは、プラグインの管理ができます。

 Browser extra search foldersは、FLの左の方にあるフォルダ類の場所の追加ができます(左図参照)。

例えば、ダウンロードしてきたサンプルパックのフォルダの指定等ができます。

 External Toolsは外部のソフトウェアのパスの指定を行います。ほぼ使いません。

 



 




プロジェクト設定(Project)

Time Settingsで、開いているプロジェクトが何分の何拍子なのかを設定できます。Numeratorが分子、Denominatorが分母です。


情報設定(Info)

 Infoでは、開いているプロジェクトの名前、作曲者名、ジャンル、コメント、ウェブリンクを入力できます。これらを設定した後、音源を出力すると、そのファイルに作曲者名、ジャンルが刻印されます。また、プロジェクトを開いたときにもそれらの情報が表示されます。

 また、下部では、プロジェクトの開始時期、制作時間、使用しているプラグインやミキサートラックの数などが確認できます。Reset working timeは、制作時間をリセットします。


デバッグ(Debug)

 私たちプロデューサーには関係ない項目ですが、FL Studioの調子が悪いときなどに、サポートにデバッグ情報を求められることがあります。


About

 ここでは、バージョン情報の確認と、ライセンスの認証を行います。ライセンスは、インターネットでFLを購入・ダウンロードした場合、購入時に登録したEメールアドレスとパスワードを入力すれば認証できます。

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